今回の飲みニケーションは、スペシャルゲストをお迎えして特別な回となりました。
ゲストは、ウクライナ出身のパーダルカ・オリハさんです! キーウ国立大学で日本語を学び、和歌山大学で日本語・日本文化研修留学生として在学、そして今年6月にラジオ局「文化放送」に入社という、まさにユニーク経歴の持ち主です。
英語でのコミュニケーションも堪能なオリハさんに、編集部員がざっくばらんにインタビュー。ウクライナで日本語を学び日本の会社に入るまでの道のり、日本に暮らして最も印象的なこと、そして今ウクライナ人として考えていることなど、盛りだくさんの内容をお届けします。
【ウクライナで日本語を学ぶ、そして日本へ】
オリハさんが日本語に興味を持ったのは、高校生の頃。日本のアニメや漫画がきっかけだったそうです。そこから日本語を学び始め、大学では日本語専攻に進学。日本語能力試験N1も取得し、日本の大学への留学を決意します。
留学先として選んだのは、和歌山大学。和歌山を選んだ理由は、**「田舎でゆっくり日本語を学びたい」**というオリハさんの希望があったからだそうです。
【日本で暮らして一番印象に残ったこと】
和歌山大学での留学生活を経て、オリハさんは念願の就職を果たします。しかも、その就職先はなんと、日本のラジオ局「文化放送」だったのです。
文化放送に入社して、オリハさんが一番印象に残ったことは、**「日本の職場における勤勉さ」**だそうです。特に、時間厳守や残業の多さに驚いたとのこと。
【ウクライナ人として、今思うこと】
2022年から続くウクライナ情勢について、オリハさんは深い悲しみと憤りを感じていると語ります。家族や友人が危険な状況に置かれていることに心を痛めながらも、**「いつか必ず平和なウクライナに帰る」**という強い意志を述べました。
【オリハさんへの質問】
インタビューの最後には、編集部員からオリハさんへの質問タイムも設けられました。
- Q:今後、日本での目標は?
- A:日本語能力試験N1を取得し、もっと流暢に日本語を話せるようになりたい。そして、日本の文化や歴史についてもっと深く学びたい。
- Q:ウクライナ情勢について、日本人に伝えたいことは?
- A:戦争は決して解決策ではない。一刻も早く平和が訪れることを願っている。そして、ウクライナの人々への支援をお願いします。