自社の競争力強化や成長拡大を目指してDXに取り組もうと考えている企業は少なくありません。 その実現の前には、幾つかのハードルが立ちはだかっており、その一つがIT人材不足です。 IT人材の争奪戦は加熱しており、「2025年にはIT人材不足が約43万人に拡大する」と予測されている。ただでさえグローバル化が進む中、優秀なIT人材の獲得競争は激しさを増しています。日本の労働市場では、需要と供給のバランスがとれているにもかかわらず、求職者側と求人側の意向等が一致しないことから失業者が発生するなどの「雇用のミスマッチ」という状況が拡大しており、2030年には170万人不足するとの結果が得られています。